成果報酬のアフィリエイトASPを比較

成果報酬のアフィリエイトは、あなたのサイトで広告がクリックされたあと、広告主のサイトにて商品の購入や申込みなど何らかの成果が発生することで報酬が発生します。

アドセンスのように単に広告がクリックされただけでは報酬は発生しませんので、難易度が高いアフィリエイトといわれていますが、その分、報酬額は高めに設定されているケースが多いです。

この成果報酬タイプがメインのASPには、A8ネットやアクセストレード、アフィリエイトBなどがあります。

何らかの成果が発生しないと報酬は発生しませんので、成約率の低いサイトの場合はあまり効率的とはいえませんが、逆に成果の高いサイトの場合は高額な報酬を稼ぐことができます。

例えば、アドセンスなどのクリックタイプのアフィリエイトを掲載していて、単価10円で100回クリックされたとすると報酬額は1000円になります。

一方、同じ商品の成果報酬が件1000円で設定されていたとすると、100回クリックされる間に1件でも成約に結び付けばクリックタイプと同じレベルの報酬を稼ぐことができます。

もし、100回クリックされる間に2件の成約が発生したとしたら、成果報酬の方が2倍稼ぐことが出来る計算になります。逆に、100回クリックされても1件も成約しなかったとしたら報酬額はゼロ円です。

なので、どちらが効率よいかについてはサイトの成約率によりますが、成果報酬タイプのASPの管理画面にて、「確定された金額」を「クリック数」で割れば、1クリックあたり単価が出てきますので、どちらのクリック単価が高いかについて比較してみるとよいでしょう。

個人的な印象では、報酬単価が高く設定されている金融や保険、あるいは健康食品関連のカテゴリーでは成果報酬のタイプの方が効率がよいと感じております。一方、ニュースサイトなどの特定のカテゴリにこだわらない、アクセス数をただひたすら追求していくサイトでは、アドセンスなどのクリックタイプのアフィリエイトを利用した方が効率的な印象があります。

成果報酬アフィリエイトのメリットとデメリット

成果報酬のメリット

成果報酬型のアフィリエイトを利用することのメリットは、検索上位のサイトを運営していると、特別単価固定費のお話を頂けるケースがあるという点です。これはクリックアフィリエイトとは比較にならない破格の報酬額になるケースもあります。

例えば、月50万円の固定費用を頂いて100クリックしか発生しなかった場合、1クリックあたり5000円程度の計算になりますが、これをクリックタイプのアフィリエイトで稼ごうとしてもほぼ不可能に近いです。あるいは、成約率が20%程度あるサイトの場合、特別単価を頂くことでクリック単価がかなり高額になるケースもあります。

また、アフィリエイトASPの担当者がつくケースも多く、広告掲載のアドバイスなどを頂けることもあります。

加えて、成果報酬タイプのアフィリエイトで成果を上げるためには、アクセスを集めるだけではなく、コンテンツの質を高めることが必須の要素となりますので、サイトのクオリティーが自然と向上していく傾向にあります。

結果として、クリックタイプのアフィリエイトにもポジティブな影響が出てくる傾向がありますので、相乗効果を期待することができます。

成果報酬のデメリット

一方、デメリットとしては、発生した報酬が確定するには広告主に承認される必要がありますので、発生した金額がそのまま報酬金額になるわけではなく、却下される部分もあるという点です。 実際に振り込まれるのは確定した金額のみになりますので、ぬか喜びになることもあります。

この点では、クリックされた時点で報酬が確定するアドセンスの方が安心して運営できるともいえるでしょう。

また、アドセンスの場合は翌月末には振り込まれますが、成果報酬の場合は2か月先になるケースが多く、報酬が振り込まれるまでのスパンが長い点もデメリットといえます。

成果報酬のアフィリエイトの場合、概ね、成果が発生した翌月には確定、もしくは却下され、そのうち確定した金額については、さらにその翌月に振り込まれる形になります。ですので、最短でも2か月程度の時間がかかることが多いです。ちなみに、報酬の振込日については、毎月15日に設定されているASPが多いです。

クリックタイプか成果報酬かのどちらかということではなく、お互いに相乗効果が見込まれますので、どちらも取り入れてサイト運営をしていくとよいでしょう。