電子証明書の取得方法

確定申告の時期が近づいてきましたが、アフィリエイト収入についてもe-taxを利用すると便利です。

e-taxを利用しない場合でも、確定申告コーナーから申告書類を作成し、それをプリントアウトして税務署へ郵送するという方法もありますが、ネット上で作成したのなら、そのまま電子申告してしまうのがよいでしょう。

この電子申告でe-taxを利用する場合、その人が送信したことを証明する「電子証明書」が必要になります。具体的には、電子申告する際に、自宅PCに「ICカードリーダライタ」の小さな機器をとりつけ、その機器の上でピッとカードをかざして、電子証明書を付けて申告することになります。

この電子証明書にもいろいろありますが、民間企業のものは若干高めの価格設定になっていますので、公的個人認証サービスの電子証明書を利用するのが一般的です。費用が格安で利用でき、電子証明書発行が500円、それを格納しておく住基カード発行が500の合計1000円で利用することができます。

  • 電子証明書 → 500円ぐらい。
  • 住民基本台帳カード → 各自治体で500円ぐらい。
  • ICカードリーダライタ → 3,000円ぐらい。

手続きをする際の手順としましては、まずは役所に行って住民基本台帳カード(ICタイプ)を発行してもらいます。そして発行してもらったら、そのカードに電子証明書を格納してもらうという流れになります。

顔写真付きの身分証明書があれば、同時にまとめて発行してもらうこともできますが、場合によっては2回ほど役所に行かなくてはいけないかもしれません。お住まいの役所のホームページなどで必要な書類などを確認してから行くのがよいでしょう。

ICカードリーダライタにつきましては、それほど高いものではなく、安いものだと2000円程度からでも販売されています。実際に購入する際には、公的個人認証サービスに対応している機器かどうかを確認してから買うようにするとよいでしょう。

1回役所に行って住基カードと電子証明書を発行してもらい、ネット上でICカードリーダライタを購入すれば、最短2日程度でe-taxの準備が整うかと思います。それほど手間がかかるものではありませんので、確定申告シーズンが到来する前に用意しておくとよいでしょう。