アドセンスに「ページ単位の広告」が登場か?

アドセンスにモバイル専用の「ページ単位の広告」が出てきたので試してみました。

この広告は通常のアドセンス広告とは異なり、3つまでに制限されている広告の掲載可能数にはカウントされない点に特徴があります。また、サイトごとにタグを発行する必要もなく、ひとつのタグをすべてのサイトで使い回すことができます。

  • 広告の掲載可能数にはカウントされない
  • ひとつのタグで複数のサイトに掲載可能
  • headタグ内にタグを挿入する
  • アンカー広告と全面広告の2種類
  • PC閲覧時には表示されない(モバイル端末のみ)

広告の種類には「アンカー広告」と「全画面広告」の2種類があり、その両方か、もしくはどちらかのみの表示を選ぶことができます。

ページ単位の広告

主観にはなりますが、「アンカー広告」については掲載しても特に損はないと思います。このアンカー広告というのは、ページの下部で追尾される形で表示される広告のことです。

判断の微妙なのは「全画面広告」ですが、ユーザビリティーはある程度は減少してしまうかもしれません。いわゆるインタースティシャル広告というのでしょうか、アドセンスの場合は特に問題ないとは思いますが、ウェブマスターブログのこちらのページにあるように、一般的に全画面広告はモバイルフレンドリーとはいえないはずです。

ウェブマスターブログでは、検索結果から訪問した直後の全画面広告の表示については、ややネガティブな物言いになっている印象を感じました。なので、全画面広告が表示されるタイミングについては、おそらくはサイト内でページを移動する際のタイミングになるのだろうと思われます。

一般的に、すべてオンにしたデフォルトの状態で掲載するのが一番効率がよいのでしょうけれども、この全画面広告についてはどのようなプロセスで表示されるのかが確認できないため、とりあえずはアンカー広告のみで掲載することにしております。

具体的な数字については差し控えさせて頂きますが、このページ単位の広告を掲載後、収益は改善されたので今後も掲載していく予定でおります。