成果報酬タイプの広告である程度の成果が出ている場合、クリックタイプの広告掲載はあまり気が進まないものです。
仮にのお話になりますが、金融関係とかで単価件1万円とかのお話があったとして、1000クイックでcvr15%程度、計150件の獲得件数があったとすれば、だいたい150万円程度の報酬にはなると思います。
これをクリック広告で同じレベルを頂くとなると、1クリック当り1,500円頂かないと割り合わない計算になります。
世のなかのadsense単価が数十円程度といわれているなか、クリック単価1,500円というのはリアリティーがないといいますか、どうしても損してしまうような気がしてしまい、クリックタイプ広告は敬遠してしまうものです。
加えて、そういった競合の激しいカテゴリーではネガティブSEOなども懸念されます。サイト運営者側からすると、いたずらクイックされたりしないかと心配になってしまうわけです。
けれども、アドセンスのスマートプライシング・システムを信じるとするならば、最終的には同レベルの広告収入に最適化されていくのではないだろうかと。
信じるキモチと疑念とが交錯するなか、勇気を出して1歩踏み出してみたい、最近はそう考えるようになってきました。
個人的には成果報酬広告とクリック広告のサイト内での共存、共栄は可能と考えております。
クリック広告を掲載することにより、成果報酬獲得のチャンスを減らしてしまうことにはなるとは思いますが、総合的に考えれば、報酬額は改善していくような気もしております。