テキスト広告とバナー広告の比較

アフィリエイト広告を掲載する際、テキスト広告とバナー広告ではどちらの成果が高いのでしょうか?

一般的には、「テキスト広告の方が成果が高い」といわれていますが、これはイメージ画像の場合だとすぐに広告だと認識されやすいので、無意識のうちに敬遠されてしまうからだと言われています。

テキスト広告のメリット

コンテンツに関連した広告を掲載する場合、サイトのふいんきに溶け込んでさりげなく紹介されているテキスト広告の方がクリック率が高くなります。すぐに広告だとわかってしまうと心理的に避けられてしまうため、バナー広告での掲載は避けた方がよいといえるでしょう。

けれども、一番成果が高いのは、それが広告だと知りつつもクリックせずにはいられない魅力的な商品になりますが、この場合はバナー広告でもテキスト広告でもあまり関係ありません。むしろ、テキスト広告ではイメージしにくい商品もありますし、もともと魅力ある商品の場合は広告だったとしてもクリックされるため、イメージしやすい画像で表示した方がよいケースもあります。

例えば、お気に入りブランドの新商品の広告が表示されていた場合、それが広告だとわかっていてもクリックせずにはいられないはずです。このような場合はバナー広告の方が成果が高い傾向にあります。

ただ、このような非常に強い興味のあるケースはまれですので、それが広告だとわかってしまうと大部分の訪問者には効率的にアプローチすることができません。サイトの訪問者の多くに効率的にアプローチする場合には、できるだけテキスト広告で掲載することをおすすめします。

テキスト広告の場合だと、リンク色を統一すればサイトのイメージが崩れることもないですし、画像では意味がわかりにくいものでも文字なら正確に伝えることができます。

バナー広告のメリット

一方で、ブランドイメージや企業イメージを高める目的で表示している広告の場合、イメージのしやすいバナー広告の方が消費者の潜在意識に定着しやすい効果があります。今は購入する動機がなかったとしても、いずれその商品が必要になった際には広告で知名度が高くなっている商品の方が安心して購入されやすくなります。

これはテレビのCMに似た形のアプローチになりますが、直接的ではなく、間接的な広告効果を見込んで表示されているケースが多いです。

ただ、成果報酬型のアフィリエイトをしている場合、間接的ではなく、そのサイトから直接成果をあげなければ収益にはなりませんので、このような間接的な効果を見込んでのバナー広告はあまり意味がありません。膨大なアクセス数があるならまだしも、たいていは1日数百~数千程度のアクセスで成果をあげなければなりませんので、その場で購入に直結する形で掲載しなくてはなりません。

そういった意味で、アフィリエイトをする際にはバナー広告よりテキスト広告の方が成果が高いといえるでしょう。

テキストとバナーが混在しているタイプ

テキスト広告とバナー広告が混在しているケースもあり、楽天などでは画像のイメージ広告にその説明文が混在するような形で表示されているものも多いです。これはバナー画像とテキストの両方を使うことにより、クリックできる箇所を増やすという効果もあるようです。

動的なバナー広告は避けた方がよい

点滅型の動きのあるバナー広告はサイトが落ち着かない感じになってしまうので、静的な画像を利用することをおすすめします。アフィリエイトバナーのなかでも、チカチカと点滅する形でのバナー広告はサイトの離脱率が高くなってしまうため避けた方がぶなんです。

また、写真画像や人の顔などが表示されているバナー広告も、そちらの方へと注意がいってしまい、コンテンツが読まれなくなるかもしれません。

広告主にとってみれば、ほかの広告よりも目だった方がよいとの考えから動きのあるバナー広告を作成するのだろうと思いますが、そのような我の強いバナー広告は掲載を避けた方がよいです。

成果報酬型のアフィリエイトをしている場合、コンテンツに関連しているテキスト広告をサイトのふいんきに溶け込んだ形で掲載するのが一番、成果が高いといえるでしょう。