独自ドメイン取得の意味

アフィリエイトをする際、独自ドメインを取得するのとしないのとではけっこうな違いがあります。
一見すると、独自ドメインを取得して作っても、無料ブログサービスのサブドメインで作成しても、表示されるサイトの見た目の部分には何ら変わりがありません。

けれども、SEO対策やサイトの所有権といった点から見ると、独自ドメインの取得はアフィリエイトする際の必須の要素ともいえます。

例えば、無料ブログでサイトを作成している場合、強制広告が表示されますので、自分のブログから発生する収益の何割かは利用しているブログサービスへ分配されることになります。

仮に毎月1万円の収益が発生していたとしたら、1割としても1000円です。
独自ドメインとレンタルサーバーを借りても、たいていは月数百円程度ですので、この時点でけっこう効率が悪いということになってしまいます。

けれども、無料ブログサービスで作成する場合、ポータル機能による集客力はけっこうなものがあります。
ランキングなどのある無料ブログで上位に表示された場合だと、膨大なアクセスを運んできてくれる恩恵もあります。

そのようなことを考えると、数割ぐらいかの収益が運営元に配分されるとしても、何ら損をしているというわけではなく、むしろ十分なメリットもあるものです。

ただ、長期間にわたってサイトを運営して、被リンクがたくさん集まってきたサイトの場合、ドメイン的な価値が出てくるケースが多いのです。
サイト売買の場合、だいたい15ヶ月分ぐらいの収益で売却することもできますし、高ページランク付きの場合は、ドメイン単体だけでもある程度の価格で売れるものなのです。
.comドメインでページランクが5ぐらい付いてる場合だと、数万~数十万円程度というのが相場です。

もし、独自ドメインを取得してこつこつとサイトを作成している場合、それは自分のドメインの価値を増やしていることになります。
けれども、無料ブログサービスでこつこつと作成している場合、それは他人のドメインをこつこつと高めていることになるのです。

ドメインの取得費用は年間で1000円程度ですので、アフィリエイト収益が軌道にのるようになると、数時間程度の収益で年間のドメイン費用をまかなえるケースも多いです。
そのようなことを考えると、独自ドメインの取得はケチらない方がよいと思います。