期限切れとなったドメインを再取得してアフィリエイトサイトで活用する方法が、最近のアフィリエイト手法のトレンドとなってきています。
主に、古い年代の中古ドメインを取得し、それを被リンク元として使用することで上位表示を実現し、ひいてはSEO対策でアクセスを呼び込んでアフィリエイト成果を上げるという試みです。
けれども、優良な中古ドメインを取得するのは、かなり難しい面があるのです。
普通に取得しようとしても、まずSEO効果の高いオールドなドメインを取得できるものではありません。
リンク集やそのへんに落ちているものを取得してきたとしても、いくら年代が古いからといって、検索エンジン側でリセットされているものについては、あまり役に立たないのです。
けれども、もし優良なドメインを取得することができましたなら、発リンクの少ない被リンク元として活用されることをおすすめします。
私の印象では、数ページ程度のサイトボリュームで構成した、ページランク4程度のドメインのトップページから、アフィリエイトで収益を上げたいサイトへ1本だけリンクした場合、ある程度のアクセス数の増加という結果になっています。
往々にして、数十程度の中古ドメインを取得した場合、それぞれを相互リンクさせたいという誘惑にかられるものです。
けれども、そのような中古ドメインの活用法は避けた方がよいかと思います。
結局、アフィリエイト収益と中古ドメインの取得費用を計りにかけることが大切になるわけですが、個人的な印象では、1万円ぐらいの費用をかけてドメインを取得した際のアフィリエイト収益の増加額は、約5万円程度という結果が出ています。
であるならば、10万円の費用をかければ、50万円程度の収益となって返ってくるのかという疑問がありますが、もし検索結果で1位になってしまったら、それ以上のSEO対策をしてもあまり意味はないかと思うのです。